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0. はじめに

このテキストはjavaに少しでも興味を持った人が気軽に触れられるようにしたテキストです 少しC言語を触れたことがある人や、電算テキストを読破した人なら多分余裕です。


0.1. Hello World

まずはjavaを動かしてみましょう まずMain.javaというファイルを作って、そのMain.javaのファイルの中に次のコードを書いてみましょう

class Main{
    public static void main(String[] args){
        System.out.println("Hello World");//java
    }
}

次に先ほど書いたコードをコンパイルすると、コマンドラインに

Hello World

と実行結果が出ると思います。 これがざっくりとしたjavaでのHello Worldのやり方になります。


0.2. 構造

この項では先ほど書いたコードの意味を説明していきたいと思います。 packageについては後ほど説明します。

class Main{

}

このclass 名前{}で囲まれた部分の事をクラスといいます。

public static void main(String[] args){
    
}

次にpublic static ~で囲まれた部分をメソッドといい、 メソッドで囲まれた部分にやりたい処理を書きます *この後の内容ではクラス部分とメソッド部分は省略します。

上記のコードではSystem.out.println("Hello World");が処理にあたります また、コードの中で //とバックスラッシュを2つ入れることによって、コメントすることができます。 (コメントとはプログラムに影響を与えずにかける注釈のことです)

また、javaの決まりとして文末には必ずセミコロン;が必要となります

System.out.println()()の中身を出力せよという意味です。C言語のprintf()と似たような物と考えていいです。 ()の中は、文字列であれば""ダブルコーテーションで囲み、数値ならそのまま入れることができます。また、()の中に文字列が入っていれば+記号を使って連結することができます。 そして()の中では計算をすることができます。

System.out.print()と記述する事で、改行せずに出力をすることができます。

サンプルコード:

System.out.print("Hello ");
System.out.println("world");
System.out.println("Hello " + "Java!");
System.out.println("Number :" + 10);
System.out.println("20" + "23");
System.out.println(20 + 23);

出力:

Hello world
Hello Java!
Number : 10
2023
43

上記のコードの5行目と6行目の違いは20と23が文字列か数値であるかの違いです。 5行目は数字が""で囲まれているので文字列となります。よって()の中では文字列の連結として処理されます。 6行目は数字がそのまま書かれているので数値扱いとなります。よって()の中では数値の計算処理が行われます。 数値と文字列の違いは常に意識してコードを書いていきましょう。


0.3. mainメソッドの構造

この項はmainメソッドの構造について説明します。 mainメソッドはおまじないのようなものなので、最初はこの構造の事をしらなくても良いと思います

public static void main(String args[]){
}

Javaの mainメソッドの宣言では、これらの条件をすべて満たしている必要があります。

  • アクセス修飾子
  • static修飾子
  • 戻り値
  • メソッド名
  • 引数

アクセス修飾子

public static void main(String[] args) ここは必ずpublicである必要があり、publicはプログラムの公開範囲を意味していおり、public修飾子を付けたメソッドは、メソッドの定義元のクラスの外部、外側のコードからアクセスできるようになります。

static修飾子

public static void main(String[] args) static修飾子を付けたメソッドは、クラスをインスタンス化1するこ となくアクセスできるようになります。 static修飾子が付いているメソッドの事を静的メソッドと言います

戻り値

public static void main(String[] args) mainメソッドの戻り値は必ずvoid2でなければなりません。

メソッド名

public static void main (String[] args) メソッド名は必ず全小文字のmainでなければなりません。 JVMが参照する識別子です。

引数

public static void main (String[] args) メソッドの引数にはString型の配列、またはString型の可変長引数であることが必要です。 また、argsはプログラムが実行されるときに渡される情報を意味しています。


0.4. javaファイルとclassファイル

前の項でMain.java内でhelloworldを実行したと思いますが、コンパイルをした際にMain.javaを作成したフォルダの中にMain.classが作成されたかと思います。Javaのプログラムを実行するために必要な処理だからです。 Javaはオブジェクト指向プログラミング言語で、オブジェクトというものを定義して使います。オブジェクトはclassで定義されます。


Javaのプログラミングの基本的な流れは以下のようになります。

  1. ソースファイル(.java)を作成する
  2. コンパイラ(javac)を使ってソースファイルをバイトコード(.class)に変換する
  3. JVM3を使ってバイトコード(.class)を実行する

Footnotes

  1. new演算子などを使いインスタンスを生成すること

  2. メソッドの処理結果を呼び出し元へ返す必要がない場合につける戻り値の型

  3. JavaVirtualMachineの略で、Javaで作成されたアプリケーションをWindowsやMacOSなどで動かすために必要となるアプリケーション